七草がゆ

明日は1月7日。いわずと知れた七草がゆを食べる日ですね。

なぜ七草がゆを食べるかご存知ですか?

平安時代の宮廷で、これを食べると万病を除くと信じられていたのが始まりなようです。

現代では、その年の健康を祈って食べる習わしです。

 

春の七草の覚え方。五・七・五・七・七で短歌風になってます。

せり なずな/ごぎょう はこべら ほとけのざ/すずな すずしろ/春の七草

 

ちなみに、秋にも七草があります。

こちらはたべるのではなく、秋の花を愛でるものです。

皆さんご存知、山上憶良万葉集の中で発表(?)したものです。

はぎ おばな くず なでしこ おみなえし ふじばかま あさがお(または、

むくげ ききょう ひるがお)

最後ハッキリしませんが、いずれにしても風情があります。

 

春の七草に戻りましょう。

せり:自然界で、清流に密集して生えている姿が競り合っているように見えるため

   「せり」と名付けられたそうです。

   見た目が三つ葉に似ていますが、三つ葉は葉が3枚、せりは5枚です。

 

   葉の緑色が濃く、ハリのあるものを選びましょう。

   鉄分、カロテン、ビタミンCが豊富です。

 

なずな:ぺんぺん草のこと。またの名を三味線草とも。

    皆さん、子供のころぺんぺんして遊びましたか?私は遊びました。

 

    スーパーでは春の七草の時期にしかお目にかかれませんが、実は栄養たっぷり

    なのです。

    食物繊維、カリウム、カルシウム、カロテン、ビタミンCがたっぷり含まれて

    います。

 

ごぎょう:母子草(ははこぐさ)のこと。おぎょうとも言います。

     キク科の二年生の草本です。

     昔はこちらを草餅に使っていたようですが、今はよもぎが使われますね。

 

     あまり食されないので、栄養の情報等乏しいのですが、タンパク質や

     ミネラルが含まれているそうです。