続・七草がゆ
七草がゆ、召し上がりましたか?
私は、母からもらった1個ずつ包装されている、自分じゃ買わない
高級梅干しとともにいただきました。日本人でよかった。
はこべら:はこべとも言います。
陰干しすると長期保存ができ、お茶として飲むこともできます。
また、止血、抗菌作用があるため、塩と混ぜて
歯磨き粉の代わりに使うと効果があるそうです。
栄養成分としては、タンパク質、カルシウム、鉄、ミネラル等を
含みます。
ほとけのざ:花を囲むようにある葉の形が仏の台座に見えることから
この名がついたそうです。
栄養成分はよくわからないのですが、健胃・整腸作用、
高血圧予防に効果があるとされています。
すずな:かぶ。旬は秋から冬です。
葉にはカリウム、カロテン、ビタミンCが豊富なので捨てずに食べましょう。
生の根の部分には、でんぷん分解酵素のアミラーゼを含みます。
すずしろ:大根。
葉にはビタミン、ミネラルが豊富なので、炒め物やみそ汁にして
食べましょう。
根の部分で、葉に近いところはかたくしまって、甘みがあるので
大根おろしやサラダがおすすめです。
真ん中あたりはやわらかく、うまみが強いので、おでんやふろふき大根
などの煮物、みそ汁の具に向いています。
先端は辛味が強いので、炒め物や漬物に。千切りにしてネットに入れて
干すと切り干し大根の完成です。
根の部分はビタミンCとでんぷん分解酵素アミラーゼ、カリウムを多く
含みます。
以上、七草のちょこっとインフォメーションでした。
私は七草の中ではかぶが一番好きです。
厚めのいちょう切りにして、ネットで1日から1日半干します。
それをオリーブオイルで焼き目がつくまで焼き、しょうゆとはちみつとマスタードを
合わせます。少し煮詰めて「かぶのハニーマスタードソース」のできあがり。
本気のダイエットをするときは大根にお世話になっています。
この話はまた今度。。。
今年もあなたが健康で過ごせますように。
七草がゆ
明日は1月7日。いわずと知れた七草がゆを食べる日ですね。
なぜ七草がゆを食べるかご存知ですか?
平安時代の宮廷で、これを食べると万病を除くと信じられていたのが始まりなようです。
現代では、その年の健康を祈って食べる習わしです。
春の七草の覚え方。五・七・五・七・七で短歌風になってます。
せり なずな/ごぎょう はこべら ほとけのざ/すずな すずしろ/春の七草
ちなみに、秋にも七草があります。
こちらはたべるのではなく、秋の花を愛でるものです。
皆さんご存知、山上憶良が万葉集の中で発表(?)したものです。
はぎ おばな くず なでしこ おみなえし ふじばかま あさがお(または、
むくげ ききょう ひるがお)
最後ハッキリしませんが、いずれにしても風情があります。
春の七草に戻りましょう。
せり:自然界で、清流に密集して生えている姿が競り合っているように見えるため
「せり」と名付けられたそうです。
見た目が三つ葉に似ていますが、三つ葉は葉が3枚、せりは5枚です。
葉の緑色が濃く、ハリのあるものを選びましょう。
鉄分、カロテン、ビタミンCが豊富です。
なずな:ぺんぺん草のこと。またの名を三味線草とも。
皆さん、子供のころぺんぺんして遊びましたか?私は遊びました。
スーパーでは春の七草の時期にしかお目にかかれませんが、実は栄養たっぷり
なのです。
食物繊維、カリウム、カルシウム、カロテン、ビタミンCがたっぷり含まれて
います。
ごぎょう:母子草(ははこぐさ)のこと。おぎょうとも言います。
キク科の二年生の草本です。
昔はこちらを草餅に使っていたようですが、今はよもぎが使われますね。
あまり食されないので、栄養の情報等乏しいのですが、タンパク質や